オタクな妹と非オタの姉

ある一家の末っ子がオタクとして生きている。一方、姉は非オタである。そんな姉妹と(時々家族と)の備忘録。

オタクな妹と非オタの姉②

時間が空いてしまったが、時間の経過は待ってくれず……

この1ヶ月のうちに妹のオタクライフは新たな局面を向かえていた。

 

 

なんと、妹は今話題の≪鬼退治ジャンル≫に沼ってしまったのである…!!

 

映画を観賞してからというものの、熱が覚めず、むしろ燃え上がり、炎柱のかっこよさと声と生き様に惚れ込んでしまったのであったーーー。

 

それからというものの、妹の行動はさすがというべきだろうか。オタクとしてのフットワークは軽かった。

さすがは超旬ジャンル。グッズの展開が凄すぎる。半端ねぇ素晴らしいグッズの多さ。やばい。

連日の新グッズ情報。やばい。

供給につぐ供給。やばすぎる。

きめつ貧乏という言葉ができるくらいだ、ふむ、納得である。

 

オタクの妹がまず手を出したのが、何を隠そう「ぬいぐるみ」である!

違うジャンルでぬいを手に入れてからというものの、一緒に旅をする通称「ぬい旅」に味をしめてからぬいぐるみを購入するという抵抗さは一切なかったので、自然な流れと言えばそうなのかもしれない。

炎柱と共に生きたい。旅がしたい。

 

よし、買おう!

 

意気込んでいたものの、さすが旬ジャンル……どの店舗を訪れてももう駆逐された後であった……泣いた。

どこに言ってもあるのは岩柱。そして音柱。

映画が始まる前は確かに目にしていたはずなのに、どこにもいないよ新しい推しが!!Why??

周辺の店舗を回りきり、それでも出会えずしょぼしょぼになるメンタル……

ただ共に生きたいだけなのに………

 

これはもう召喚するしか道はないーーー。

 

妹には強力な理解者と助っ人が存在していた。

そう!【姉】である!!!

 

 

すぐに姉にLINEを送る妹。

ないかもしれないけど見てくるね、と言ってくれる姉……優しすぎる。

その週末、近くのしま○らに行ってくれたようで、タイミングが良かったのか結構あったとの連絡が…!

(その時の妹は諦め切れず、1時間以上かけてド○キに足を運んでいたがまたもや駆逐された後で絶望していた時であった)

数分前はこの世の終わりのような顔をしていたが、よろしくお願いいたします!とルンルン気分で返答する姿はニッコリと晴々とした笑顔であったらしい(母談)

ぬいを求めて三千里、無事に完走することができました。

ありがとう、本当にほんとーにありがとうなのだよ、姉。

 

かくして妹は念願の炎柱ぬいぐるみを手に入れたのであった!!!ふー!!!

 

 

 

と、ここでおまけでもないが姉はよく妹のことをわかっていると思うなという話をしたいと思う。

 

妹は炎柱をお願いしていたが、姉から送られてきた写真には実はもう一人、写っていたぬいぐるみがあったのだった。

 

妹の2次元推しのタイプは

・黒髪で口が悪く(または口数が少ない)、孤高の狼的な存在だが実は仲間想いでちょっと抜けてるところがある

 

主に好きになるタイプがこんなんなのでわかりやすいと言えばわかりやすい。

だが姉はそこら辺わかっているのかいないのか、詳しくはわからないが察知しているのだろうか。

上記に当てはまる人物が某鬼退治ジャンルでもいる。

 

そう、≪水柱≫である。

 

姉が送ってくれた写真には炎柱の横に水柱も並んでいたのだ。

特に好きだと言ったわけではないのに?なぜ?

 

 

「あれ、ぎゆーさんも好きじゃなかったっけ?」

 

 

そうです!!すきです!!!むしろ映画観る前は水柱を推してました!!!!

 

さすが姉ですね。

 

 

無事に2人の推しを手に入れることができたので、姉には感謝しても足りないくらいです。

妹のことをこんなにもわかってくれる姉。

いつもありがとう!

 

 

姉にはRTで当たったローソンさんのコーヒーを3つプレゼントしました。

喜んでくれたので良かったです。

 

 

そしてこのぬいを皮切りに姉も家族も巻き込み、沼へズブズブと落ちていく妹との話はまた今度(現在進行形)

 

 

ということで、今回はこの辺で。

次回へと続く。